誘拐法廷~セブンデイズ~、宇津井秀樹さん私を無罪にして
この誘拐法廷のプロモがでる前からメディアに彗星のごとく現れた丸山隆平のひげ、という最高に性癖のビジュアルに心持ってかれ、
松嶋菜々子さんとの目情出てからは日課として「丸山隆平 ドラマ」で検索に検索をかけまくり、
公式に発表されてからは韓国にハマっていた時代に見た原作映画の記憶を呼び戻して丸山さんがどんな役だったか脳内再生してイメトレに励んでた。
そーいう丸山担が深夜に書きなぐった誤字だらけのメモを解読してまとめた、ドラマの偏愛的感想と丸山隆平演じる宇津井秀樹さんのしんどみしかないビジュアルをポイポイする備忘録。
丸山さんもリアタイでエゴサするって言ってたのに、のっぴきならないクソみたいな事情でリアタイとイメージアップに貢献できなくてごめんね😢😭😢😭でも丸の大切な日でフォローしてくれて、ほんま嬉しかったよ、泣いた。
~弁護士としての顔、母としての顔~
まず、勝率が99%以上だという芽依子。
仕事ができるバリバリの女、だけど娘を愛しているのがひしひしと伝わるのがよかった。
娘の真衣の世話を母親に任せてきた芽依子に反感を抱く警視庁の幹部の夫とのカフェでの親権争いのシーンは、どちらも真衣ちゃんを渡したくないリアルな心境を感じた。
娘の音楽会の練習に付き合ってあげながら、「ほら、時間ないよ」とか「絶対に発表会行くから」と母親としての厳しくも優しい一面が素敵だったな。
真衣ちゃんが出るのを楽しみにしてたのに、ステージで歌ってるはずの娘がいないのは心がザワザワしたし、身近すぎるところから犯行が始まっていた恐怖感が襲った。
赤に染まり出すテロップで「土曜日」って視聴者にもうここから事件は始まっているんですよとカウントダウンさせる手法がすごい。一日目、とかなにも書いていないのに。
芽衣子に全部指示して、本当に娘は誘拐されたんだぞというのを一つ一つ小出しにしてくのは犯人の腕だと思う。
あの特徴的な着信音でもって、これから何回もなることになる真衣ちゃんのスマホの存在感と、それを真衣ちゃんの代わりのように画面の向こうから抱きしめる芽衣子。
「ままーーーっ!」の叫び声で今まで不安を煽る不協和音なピアノのBGMだったのが急にクライマックスのようなメロディになるところ、ぞくぞくした。
国光事件を弁護しろと言われた時の弁護士としての難しさを悟った表情の変化も見どころだと思う。
あと、ここまで割と長めの尺を使ってどんな状況に主人公が追い込まれたのか分かった状態で、いざタイトルバックに入ったのが良かった。このタイトルバック好きだなーーーー血の赤と犯罪の黒と倫理の白。
めちゃめちゃかっこいい、沢山スクショしてしまった。
パチンパチンと電気をつけて、だれも家にない家に一人になってしまって、急にフラバして泣きじゃくる芽衣子が不憫で不憫で、、、だめね、もらい泣きの鬼なのでここで大号泣しました😭
~宇津井さんって罪すぎて無期懲役~
※~ここからはジャニオタ特有の言葉遣いでもってテンションがだだ上がりしていくすずころをご覧ください~
サビれた法律事務所のサビれた扉を開ける時の宇津井秀樹さんの恰好をまずは見ようか!!!!
合格過ぎ~~~、しょっぱなの20分弱登場せずにオタクをじらしにじらしたかいがあるってもんよね、猫背気味に肩を丸めて鞄を肩に引っ掛けて斜に構えて.....
「うぃ~っす...」場末感!!!
ハイ、そして数々の名台詞!!!!がここで爆誕🎉
変態野郎
女の味方ってゆってなかったっけ?だよね!?
アホクサ…
それがなにか?ノキ弁はなんでもやらなきゃ食っていけないの!
じゃあ一緒にやりましょう、国光のことを一番知ってるのは俺ですよぉ
それにぃ、今から担当替えの手続きをしてたら裁判に間に合わなくなっちゃいますけどお、それでいいんですかぁ?
引き受けるからには勝ちたいんでしょお?
最高、、、、、、そこはかとない上から目線、言葉遣いの悪さで目立つ粗削り感なのに柔和な雰囲気も持ち合わせていて語尾が全部ひらがなになってまう宇津井秀樹さん(32)ーーーーーーー、、、、、、
交渉上手なところ、さすひですぎて涙ちょちょぎれるな、、、、
いやだって、こんな裏稼業に一役かってそうな胡散臭さで、世間を震撼させた国光事件の国選弁護人だぜーーーー、、、????
頭がめちゃめちゃによくないと通れない司法試験に宇津井さんがパスしてる事実がたまらなくて、秋。
思惑通りになってしてやったりな顔する宇津井さん、ドM女にはえぐすぎない?
すずころ、二度死す、どころか無限ループで死してたわ
マージで誰に頼まれたのぉ?100?200?えっ、それともぇへへ
聞いたよぉ、ストーカー笑
くいもんでたとえなくてもぉ
トイレっ!
村上信五にもひけをとらない銭ゲバっぷりと、芽衣子のギリギリの立場をちょっとも感じもせずにゲスい質問で攻める宇津井秀樹さん、、、
とか思った瞬間お金の妄想してにやにやうふふした秀ちゃんでてきてマジ卍、、、
そんでもって、肉を突き刺す様子にタジタジのグロいの苦手ちゃんとかいちいちトイレ行ってきます宣言出てきて母性で母乳でるよね。
そして甘党やな、コーヒーカップに角砂糖二個ぼちゃんぼちゃん。いいなーーこういう細かい人柄がにじみ出てくる細かい演出に心躍ってしかたないです。
頬杖つきながらノールックでコーヒーカップ回すのえぐかわいくないっすか、、、ほっぺむっちむっちやんけ、、、
これ、実は2テイク目で、一回目はぱちゃってこぼしちゃったりしてはわわまるちゃ出てきてないかなとか妄想してた。
そしてやっぱり、物語の中で一番最初に誘拐犯として芽衣子に疑われるキーパーソンとして宇津井秀樹さんがあがるのは最高ですね。
トイレにいったときに電話をしたんじゃないか?と、協力者二人と頑張ってくださいね?って監視されて言われた瞬間真っ先に、性格今のところ激悪な印象の宇津井秀樹さんが頭に浮かんだんだろうね。
こういうの女の人に貸すとろくなことないからなぁ
普通カギしまってるでしょぉ
まぁ、一応アーティストですから?用心してたんじゃないですか?意味なかったけど
いっそぶっ壊して、器物損壊と住居侵入、ダブルでやっちゃいますかぁ?
ばれたら懲戒免職じゃ済みませんよお?
何ですか?金より大事なものって?世の中金でしょ?
へぇ~~やることやってんだぁ
喜んで…!
ここらへんのセリフ好きすぎて吐くんですが、、、悦すぎひん?
あの鞄の持ち方はデフォなんや、とか、芽衣子にスマホさしだす時のBGMめっちゃオタクの心煽ってくるやんとか、しぶり方も高飛車でたまんないなぁ、とか。
そもそもまるちゃんが四字熟語の難しい法律用語駆使してはるのがエモすぎて昇天。
自分もばれたら仕事失う可能性だってあるのにまるで芽衣子に責任全部押し付けるような物言いが脳にクる。
金より大事なことはないと高を括ってるナメた感じ好きやなぁ、性にゆるそうな発言平気で仮にも女の人のバディに言ってのけるのもええぞ~もっとやれ!って大拍手。
写真スマホで撮っといて。って芽衣子に命令されたときに、一旦なんて言われたか二度見して反芻してから芽衣子の背中に厭味ったらしく言う「喜んで」もまじ自担すぎて推すしかない。
君はやっぱり丸山隆平さんの血をひいているよ、と宇津井秀樹さんに語り掛けたよね。(当たり前です)
優秀なアシスタントをお持ちで
皮肉がとにかくうまい。
そんで、被害者の会に顔だしたときに、意外にも知り合いじゃない初対面の人には腰が低くてペコペコしてるのもゲスくてサムズアップ。
喘息で薬を飲ませないのは反則なので、勝手に真衣ちゃんのしんどい気持ちになってうっうっしてました(元喘息持ち)
扉開いてるのにノックする宇津井秀樹さん律儀でかわいいよね?かわいい
深く椅子に腰かけて何もしようとしない宇津井秀樹さん、ただただ、すごいなぁ、みたいな表情するだけ。
ちょっとは芽衣子さんにライバル心持っててて一目置いてる様子が伝わってきて良かった。
俺の方で調べときます、って言った直後、まるで電話に出たいみたいにシュッて消えるのオタクを迷わせてきてる、それは電話にでなあかんからだったのか、、!?そうなのか!?
普通のアクションものだったらビルの柵を飛びこえて追っかけて行きそうなものを、女性だから体力的にできないのを表現していてよい。
もうすぐそばに真衣ちゃんはいるはずで、真衣を助けるための薬を届けにきたのに結局助けられない自分が嫌になってしょうがなかっただろうな、と。
柵によりかかってハァハァ息を整えてたのはそういう気持ちが渦巻いてたのかなって。
でもここで我らがヒーロー宇津井秀樹さんが登場するじゃん?
いつから追っかけて来ていたんだーーーーっ!?!?
電話きて怪しいと思ってついてきてくれた宇津井秀樹さんやったらえもすぎて死ぬーーーっ!
わかるか!お互い息切れして話せないあの沈黙の時間。全てをお互いが悟ってみつめあうあの時間!!!えも!急に今までの態度覆して支えようとする姿勢!
お金より大切なものが娘さんだったってことに理解を示す人でよかった!
無罪にできたとしても、無事に返してくれる保証はないだろう!?つか、そんな状態で弁護に集中できるんすか?あんた、ボロボロだよ!
芽衣子の周りをぐるぐる焦って回りながら熱血に説得するのに愛を感じた。
やだそういうサイコパスじゃない人間味もあるんじゃん。
「それでもやるのよ!!!国光を無罪にしなけれなあの子は二度と帰ってこないっ…あの子のためならわたしはどんなことだって耐えられる。」
これを聞いた時の、目を見開いて過ぎに伏せて、何も言えなくなるくらい覚悟を受け止めた表情良かったなぁあああ…
じゃあ、明日の公判一人ででてもらえますか?
(ふいふいっっと首振り)
そうじゃなくてぇ、俺は誘拐犯を探してみる。
国光を無罪にするために誘拐までするようなやつだよ、
あいつに近い人間を探せば見つかるかもしれない。
ばれないようにやってあげますよ。
降りるのか!?と思わせておいてからの、公判中に誘拐犯を探すのに尽力する姿勢を見せる根本の人の良さがすごい(だが別ギャラ)
顔が性癖、とんでもねえ、斜めにかまえてフッて笑うの反則でーーーーす、あざーーーっす、わたし夜中にだしちゃアカン類の声がでましたのでーーーー
~幕間、芽衣子の気丈さ~
女一人で怪しげなクラブ言って、ドラッグバラされたくなかったらWolfがどこにいるか教えてと脅す芽衣子さん、、、
ナイフつきつけられても動じずに聞き出そうとするのも最大級にえらい、、、
真衣ちゃんの命が助かるなら真衣ちゃんの親権をも渡す覚悟を決めた芽衣子なのに、名誉だけ欲しいんだなと夫になじられても、強気に夫に向かうの、、、えらいよ~~~~!(何様)
赤池の血がついてても、裁判で証人になってもらおうと、しっかりどうやって施錠されるドアなのか見極めてるの冷静ですごい
そこからの、まさかヤク中の男が真実を知ってるかも紙切れ与えてくれたときの視聴者と芽衣子の同時にどんでん返しされる感じ!
「あなたの証言に人の命が懸かってるのよ!」
びちょぬれになりながら叫んだこのセリフ、切羽詰まっているけれどヤク中の人に分かってもらおうとする姿勢を感じてグッと来た。
けたたましく笑ってからの、「いいよぉ」
この役者すごくよいなって。柾木玲弥って言うんだって。
まるちゃんと共演しないかな。また。
「泣きわめいても解決しないことがあるって分かってるから。」
このセリフも好きだ、娘を本当の意味ではないけれど、仮の意味でも失った母親の、子供には絶対にできない忍耐の仕方が身についている芽衣子の芯の強さに、こんな女性になりたいと心底思った。
~宇津井さんのヒール、ヒーロー~
真衣ちゃんの着信音じゃなくて宇津井さんが電話してきてくれたことがすごく安心したような表情を見せる芽衣子さん、分かるよその気持ち。
そいつを昨日から探ってて、なんだか動きがありそうなんだ!この裁判、きっちり勝ちに行きましょう。
って尾行しながら電話しちゃう無造作な感じいいよーー宇津井秀樹さん!
あれ?ここって…………?まさか?さ、いばんしょ???の気付きがうぶでとてもかわいい
やっべ検察側の証人ってそのまさかの根岸だったか、の二人の顔が好きです
後ろでギリリって変な姿勢で奥歯噛み締める宇津井秀樹さん…………途中退室する元検事のおえらいさんに何かを察する宇津井秀樹さん…………勘がよいのもオジサン困っちゃうナ!
ウツイうしろ!!!ウツイうしろ!!!!
こっそり聞いてるから!スパイのごとく!でもこんな食堂でこんな内密な話しちゃう富樫せんせもおっちょこちょいだよね
いやー、よく見つかりましたね、さすが大手の事務所、捜査網ハンパないっすね?
おかしな話ですねぇ
別件を調べてみるってさっきのお偉いさんかな?とか思うジャンか、、、???
まってまってまって、急に宇津井秀樹さんヒールみやばいから!!!あーーーっ!いけません!そのお顔をドMの前に晒してはわたしの命がアブナイです!!!まじさあ、こ
このほんとにわずかな頬と口角の上がり方がたまらなく好きなんですねーーー
なんで切るんですか電話!やっぱり裏のソッチ関係と繋がってるんですか!とか思ってたらまじかいめいこさんスタンガン!?
開いた口がふさがらないとはこのことーーーー
芽衣子に推そう火が本物の火なの、役者冥利に尽きるな。怖気づく役者だと演出の方に思われたらやらせてもらえないもん。
映画かなコレ??????
富樫せんせぇにアタックしにいくピンポン秀樹さんかわいいしやっぱりコチラ側なんか???
アイヤーーーー、食堂で赤石に反応ひた富樫せんせに当たりつけて、ご子息のことでゆすって金目当てで芽衣子んち入って漁ってメモ盗んだの我らが宇津井秀樹さんかーーーい!?!?!
どんでん返しにつぐどんでん返しでオタクは参ってしまうなーーー、なるほどなーーー、
なら、むしろ、赤池に直接確かめてもいいんじゃない?
あ、ぃや、俺はーー、別件を調べてみる。
(別件の内容を聞かれて)あ、ぃや、ちょっとね。
そしたらこのセリフの辻褄が合うよね。芽衣子のマンションに近づくために、病院に行くことを提案して、その間に鍵業者かなんかに頼んで血のメモを取り去る。素晴らしい犯行です、アンビリバボー。
息子が書いた字なら親なら分かるでしょお?
いくらでぇ、買ってもらえます?
っふふ、信じなくてもかまいませんよぉ、これをDNA鑑定にかけるまでなんでぇ
その前に事件の真相をきかせてもらえませんか?
っ保険ですよぉ!後であんたの手先にナニされるかわかったもんじゃない
どうするんですか、とがしせんせぇ
なるほどねぇ、そういうことだったんですねぇ、、、
手を差し出されたときに、じっとハイライトない目で見てからくしゃっと口を寄せてメモを人差し指と中指で挟んでさしだすクズ。クズオブクズ。
いい?ソファの後ろから語りかけておいてからの証言とろうとする大事な局面の所は対面で話そうとする地味な誠実さ、間違いないわ。
(富樫せんせを空虚な目で見つめてあきれ果て)
結局自分の保身ですか、
お金の方、よろしくお願いしますよ?
(クズと罵られ)お互いさまでしょお?
お偉方にも態度を一貫して崩さない自分の信念を曲げないある意味頑固なクズいいっ!!!!
でも交渉の仕方がやっぱりうまいからほだされてしまう富樫せんせも哀れ。
あのね、尻ポケットからサッと燃やすためのライター出してあげながら金のことを念押しするクズ寝、喫煙者じゃないか説でてさらにクズレベル上がって仰天なんですが、、、、、
全部語尾に母音がつくやわらかい話し方。京都でてる。ありがとう世界。私はこのシーンをスマホに何とか入れて一生生きていけるや。
結局盗まれたメモが無いからピアスとDNA鑑定できなくて、母の感情を論題にして裁判官に語り掛ける芽衣子。
「人を裁くのは法か、それとも人か。かけがえのないものを奪われた時にこそ、私たちの良心が試されるんです。」
このドラマで一番要になるセリフかなと思う。
それは、娘を殺された母である高峰文子も、娘を誘拐された母である天吹芽衣子も。
どう怒りや憎しみ、喪失感、そして復讐の思いをコントロールしていくか。
私たちが普段抱えているそういった感情で傷ついてしまっている人はいないのか、今一度考えさせられた。
検事と弁護士のバチバチロワイヤルが始まって気まずくなったそんな中を颯爽と現れる法廷の姫!
いやぁ、遅れてすいませぇーん
どんな感じですかーぁ?…やっぱりピンチですかぁ
ちょっとお、聞いていただきたいものがあるんです
ピッ!
……………ーーーー!?
ダメやん…………秀樹さんプリンセスかと思ったら急なヒーロー兼プリンスやん…………!?動かぬ証拠手にいれてきてくれたの我らが宇津井秀樹さんやったんやん…………!
片手をポッケにつっこんで、ボイスレコーダーを持った片手を高々と差し上げるまるで自由の女神…………Statue Of Liberty............
この裁判負けるわけにはいかない。
せんせ言ってたよね?こどものためなら母親はどんなことでも耐えられるって。
うちのおふくろも、そんな人だったから。
(だから協力したんだよの意味をこめている)(そして静かにふいふいっと首を振り、テレるうなじポリポリ、)
急にめいこさんをおふくろに重ねちゃう少年性大爆発ーーーー!?
そして無言の演技が上手すぎてわたしびっくりしちゃうほんま。
セリフを言っていないときにこそ出るその役の人間性。でも唇の使い方やっぱり丸山隆平さんでてたな。
あの着信音が鳴っても、宇津井秀樹さんの前で迷わず出る芽衣子はもう絶対的信頼を彼に寄せているのが分かって、この真衣ちゃんのスマホの演出粋だなぁ、と。
~終演、真実~
火炙りのシーンはあまりにえぐくて何も言うことないんで、割愛。
でも一度無罪にして釈放して、精神的な安心と安定を与えてから絶望に突き落とすそのむごいやり方はさすがだった。
しかも張り付けやなくて、鎖で多少動けるのがえぐかったね。
「ゆかは遠くへ行ってしまったけれどあなたの娘さんは無事に帰ってきたんだもの。」
美術室の石膏の右手が欠けて無くなってることで気づく芽衣子。
欠損が怖さを助長させていると感じた。芽衣子も文子もそれを脅しに使ったんだと言葉にしないことで、視聴者に想像を働かせる演出。
大切な仕事道具のナイフで殺されたゆか。
国光を火炙りにしたのも文子だった。
美術の教員をやっているという伏線に気づけるかがカギだったかな、と。
自分の娘を誘拐されたのに、弁護が必要なら私に言って下さいという芽衣子。
文子はやられた側でもあるしやった側でもあるけれど、お互い娘を愛している母、という共通点があることは分かっているから。
愛するもののタメなら自分が犠牲になっても構わないという理念まで一緒だったのにどこかで道が逸れたしまったその虚しさが最後の二人の表情に現われていたと思う。
最後の誕生会のシーン。
バカンスでハワイに行きたかったのに証拠品で押さえられちゃうし、事務長にこの事務所で取り扱ってる訴訟案件説明されてホイホイのせられる気のいい宇津井秀樹さん素晴らしくかわいいんですが…………かわいいんですが.....
とか考えていたらエンドロールで丸山隆平の名前が流れてきて終わってしまいました。
わたしは元々原作韓国映画を見ていたので、ストーリーは知っていたし黒幕も分かっていたのでみんなのように推理することはあまりなかったんですが。
それでも!!!芽衣子の法廷での陳述でやっぱり国光殺してないんじゃ...?とか、
え?宇津井さんもしかして原作と違って黒幕に近い存在か…?
とかコロコロ考えがかわってしまう、本当に引き込まれるドラマでした。
宇津井さんに関しては、原作のほうではもっとジェントルマンな性格的にかっこいい人だったので、
「あなたは3度騙されるーーー」どころか
ずっと最初から最後まで翻弄されっぱなしの人でした。
そして、一度も宇津井秀樹さんをエンドロールが出るまで私の大好きな丸山隆平さんだと意識しませんでした。
ずっと実際に存在している人物として喜怒哀楽しました。
自分がお芝居やって、こんなことをお客さんに言われたら飛び上がって喜ぶことを丸山さんに感じることができて、素直にとても嬉しい。
芽衣子を支えるヒーロー的な役割と、逆に陥れるヒールの役割、
どちらも胡散臭く混ぜながら視聴者に魅せていかないといけないとても難しい役だったと思います。
駐車場で芽衣子の覚悟を聞いてまだその時は揺らいでいた宇津井さん自身の覚悟も決めたのでしょう。
その後心を鬼にして犯罪まがいのことにも芽衣子のために身を染める勇気。
すごいな。宇津井さんの演技力にも脱帽です。
事実、今までの丸山さんが演じた役の中でトップに躍り出ました。ビジュアルも、性格も、演技の仕方も。完全に今ロスです。
またいつか、スピンオフとかやないかな。もしやらないにしても、メイキングもメイクするいつものまるちゃんも見たいな
。現場で丸の大切な日を更新してる最中の映像とか欲しいな。
(訳:DVD化してください金はたいて買います)
おわり